お客様にとってオンリーワンを作り続ける


味覚はだませない

 一度でもかつて出会ったことのない味覚を発見すると、それまで食べていたものが何だったのかと思うくらいに、衝撃を感じることはないでしょうか。
味覚の基準は人によってまちまちですが、最高の味を知っておくことが大切だと思います。何故なら大切な人に食べてもらいたいと思うものこそ一番美味しいと言えるからです。
最も小豆の風味が生かされる通の餅
「塩あん餅」

 
 塩あんというだけで顔をしかめるのは、早合点です。この塩あん餅を食べるとあん餅の原点が何なのか思い起こされます。何故なら素材の持つ美味しさを最も引き出す調味料は私たちの体内を流れる血液の成分の一つでもある塩類でもあるからです。
天然にがり入り食塩としてブランド力のある伯方の塩だけを調味に使いました。塩あんだといっても使用量は1こあたり0.4グラムとわずかですので健康に気をつけているかたにも安心して食べていただけます。小豆はこれまた希少な十勝小豆「雅豆」ですのでつぶしあんとして最高の品質でありますこの小豆は手に入りにくいのですが、もち平ではこの小豆だけを使っています。・

とてもノスタルジックでほのぼのと感じる優しさ
 
 もち平の四万十のり入りおふく餅は愛媛県・高知県の山奥深くを源流とする最後の清流・四万十川で採取された最高級のりを主原料に使って、年間最盛期には愛媛県宇和町でつくられたもち米を主に45%の比率で合わせて搗きあげた食べやすいお餅のことです。現在四万十のりは僅少なため大変高価で手にいりにくい材料ですがここでは惜しげもなく使っております。
独特の食感があり、ファンも多いお餅ですが、これはうるち米ともち米では搗いたときにこなれるスピードが違い、もち米の方が早く搗けるためにツブツブ感が残るというとです。