お彼岸とは       

平成23年秋のお彼岸

 ・9月20日〜9月26日までの一週間

   9月20日・・・お彼岸の入り
   9月23日・・・お彼岸のお中日(秋分の日)
   9月26日・・・お彼岸のあけ

 暑さ寒さも彼岸までと言われるように、四季の変化がはっきりしている日本では、この時期新しい季節を感じる、大変過ごしやすい気候となっています。

 お彼岸の期間は、春は春分の日、秋は秋分の日、つまり昼と夜の時間が全く同じ時間となり、太陽が真東から上がり真西に沈む、この日を中心にして、前後の3日間を加えた一週間が彼岸にあたります。その初日が彼岸の入りといわれ、また最終日が、彼岸のあけといわれているのです。

お彼岸とは何でしょうか?
彼岸とはサンスクリット語で「パーラーミータ」(波羅蜜多)に由来し「到彼岸」と訳されてきました。つまり「彼岸」は悟りの世界をいいます。これに対して私たちが生きているこの迷いの世界を、「此岸」といいます。仏教では西方浄土といわれることばがあり、西に極楽があると考えられています。この時期にご先祖様をご供養することは、こころの持ちようで私たちも彼岸に達することができる最も可能性の高い時期だと言うことができるでしょう。

お彼岸のお供え
お彼岸の入りの日までには、ご家庭の仏壇もきれいに整えて、新しい花を活けてお団子や饅頭、おはぎを供えます。
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