25年度もよく実ったもち米を収穫しました

素晴らしき農地・荏原町と窪野町
 
 昨年松山城は築城400年ということで、様々なイベント等でそのエピソードがいろいろと公開されましたが、もっとよく調べてみると御用米のことが分かります。松山市窪野町は松山市南部の奥深いところで、皿ヶ峰の麓あたりですが、清浄な環境から昔より、松山藩主久松家代々の献上米を産する由緒ある土地柄です。先ごろ愛媛県により再整備された水田はやや傾斜地で日当たりがよく、用水が整備され、バルブを開けば皿ヶ峰の穢れない清浄な水が迸り出てきます。
こんな美味しい米作りに一生懸命な玉木さんご夫婦☆
 
 もち平のもち米を作り続ける荏原町の農家の一人である玉木さんの稲を見に行きました。稲刈りを終え米作りへの思いをたずねると、玉木さんご夫婦からは異口同音に米作りへの確かな思いをお話になります。「本当に美味しい米を食べてもらいたいんです」そうおっしゃるお二人は米作りにかけたこの半年を振り返るように楽しそうに話してくれました。
 そんな作り手の顔が見えてくる本当に確かな米を使って餅を搗きたいと思っています。
 全てに妥協しないものづくりを、モミだねから餅にいたるまで一貫して造ることが最上であると考えます。
水と太陽の恵み
 
 餅となる原料であるもち米は、品種が何であるかということよりも、どのような育ち方をしたかということが、大変重要です。これは私たちひととしての生き方がどうであるかということと似ているかも知れません。子供を大切に思う親の心のように、お百姓さんも同じで、丁寧に優しい思いやりをもって育てられた、お米には、食べただけで分かる質の良さが感じられるはずです。その為にもち平は、数人の生産者にお願いし、特別にお正月用のもち米を作って頂いているのです。皆さんの所へ届くかも知れませんね。

 
稲刈りの途中の玉木さんご夫妻
松山市荏原町の水田で撮影

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