お誕生餅とその由来


お祝い当日にするイベントの一般例

 
 
◆満一歳のお誕生日に、ご家族で集まり、会食をします。おじいちゃんやおばあちゃんにもお孫 さんの凛々しい姿を見せてあげてくださいね。
  こういう慣わしは「おじいちゃん・おばあちゃん」は良 く知っていて、いろんな興味深いお話が聞けます。三世  代で集まることができれば最高ですね。
 ◆お子さまに用意した風呂敷で包んだ一升の餅を背負わせて、「一生健やかに」との願いを込めます。
 ◆わずか一歳の子どもには、1升「2.0kg」ものお餅は重たくて背中に担ぐことなど簡単ではありません。
  立ち上がれなくて泣き出してしまうのが当たり前くらいです。一生懸命みんなで手をたたいて応援してあげてくださいね。
 ◆「背負い餅」は全国的に行われますが、今風の知恵を活かし、リュックに小さなお餅を1升分入れて行われる  こともあります。ご近所にお配りになるときには、小さなお餅のほうが都合良いこともあります。
 ◆背負い餅に使用したお餅は、適当な大きさに切って、皆さんで分けてお持ち帰りください。

 
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「初誕生祝」
なんて清々しい響きの言葉なんでしょうか。
一語一語に込められた未来への願いが感じられます。

お子様が生まれて1年が経つころというのは、丁度歩き始めるころであり、赤ちゃんにとっても、親御さんにとっても、大きく世界が変わる頃だといえます。

 この背負い餅の風習は、お子様が元気に、逞しく成長することを祈って、もっとも身の近い家族でそのお祝いと力試しを行うというものです。

ほのぼのとした親心を感じる珍しい習慣
 
 通常1升餅とか背負い餅と呼ばれ、1歳の初誕生を祝って、風呂敷などで包んだりして、赤ちゃんの背に負わせ、力試しを行うというものです。
 お誕生前に歩くと、成長してから親元を遠く離れて暮らすようになるという迷信から、重い餅を子に背負わせて、わざと転ばすという時代もあったようで、成長してからも、いつまでもそばにいて欲しいという親心が偲ばれる家族愛を伝える行事だと言え、ほほえましく感じます。